治療案内
治療案内
当院は、手術治療によって患者様の辛い鼻症状を取り除き、健全な鼻呼吸を取り戻していただくことを最大の使命としています。鼻の疾患の治療には、大きく分けて内服や点鼻薬の使用、鼻洗浄などの保存的治療と、レーザー治療や手術といった外科的治療があります。保存的治療は、どの医療機関でも行え、それなりに効果もあり危険性も低いため、保存的治療のみを選択される患者様もいます(というよりこちらの方が多いでしょう)。一方手術治療は、高度な医療技術と病院設備の必要があり、限られた医療機関でしか提供できません。しかしその見返りとして、高い治療効果が期待できます。
鼻・副鼻腔クリニック大宮では、切開を入れる際に、出血の少ない箇所(動脈など太い血管の無い場所)を選択的に切開する、切開部を吸収糸で丁寧に縫合する、などの工夫により、術後の詰め物(ガーゼやスポンジ)を無くすことを可能にしました。
鼻腔を左右に仕切っている真ん中の板状構造を鼻中隔と呼びます。鼻中隔が左右どちらかに曲がっていると、狭い方の鼻腔はもちろん、広い方の鼻腔も鼻粘膜(甲介)が肥大し、結果的に両方の鼻腔が狭くなってしまいます。鼻中隔の彎曲は手術でないと改善できません。