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鼻の手術について③〜下鼻甲介粘膜焼灼術〜

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鼻の手術について③〜下鼻甲介粘膜焼灼術〜

みなさん、こんにちは。

今回は前回からの続きで、下鼻甲介粘膜を収縮させ、通気を改善させる手術についてお話しします。

下鼻甲介粘膜を収縮させる方法には、粘膜表面を焼いて収縮させる方法や、粘膜の下を焼いて(粘膜に針状の器具を挿入し、粘膜下組織を焼きます)収縮させる方法があります。用いる器具もレーザーやアルゴンプラズマ凝固装置、高周波凝固装置など多岐に渡ります。それぞれ一長一短ありますが、手術効果には大きな差はありません。

粘膜収縮手術の利点は以下の通りです。
・外来で可能。
・局所麻酔下で可能。
・処置時間が短い(片側数十秒から数分)。
・料金が安い(両側で約1万円 医療保健適応)

デメリットは以下の通りです。
・有効期間が短い(1年から2年)。
・鼻中隔彎曲症がある方は、狭い側が十分に処置できない(術後癒着する可能性があるため)。

デメリットの方が少なく、良いように思われますが、手術効果が1、2年と短期間のため、1年中ひどい
鼻炎症状にお悩みの方には不向きと考えます。当院ではあくまでも花粉症に対する対症的な治療という位置づけです。通年性にひどい鼻炎症状でお悩みの方には次回以降お話しする下鼻甲介の骨を切除する方法や、後鼻神経を切断する手術をお薦めしています。

この処置の後しばらくは鼻汁、鼻閉が悪くなります。数週間はカサブタが鼻内に付着するため、鼻洗浄をしていただきます。

次回は下鼻甲介の粘膜下組織を対象とした手術(組織減量や骨切除)について説明いたします。